2005年12月12日

産廃処理場シンシア

横浜市環境影響評価審査会を傍聴してきました。株式会社シンシアが横浜に産廃処理施設を作るということを知りました。

横浜市の広報

シンシアが作られる地域はぜん息児多発地帯ということを知り、これは大変と驚いて審査会の傍聴に行ってきました。

いろんなことが意外でした。えらい先生方の話はきっと専門用語続出でさっぱりわからないのではと思っていたのですが、私でもわかったというのがまず意外だったこと。

聞いた結果、日ごろから考えていることだけに、疑問がいっぱいでした。横浜市役所の担当課の説明に「平成15年度大気汚染に係る環境保健サーベイランス調査結果」があったのですが、この内容がまたまた意外。
「大気汚染物質濃度の変化とぜん息の変化との関連性を示す結果はみられなかった。」ハ???
大気汚染とぜん息は関係ないのですって!!!
環境省のデータは3歳児検診のときについでに行ったもの。
これを小学生のデータと同列に扱えるのでしょうか。
小児ぜん息は年齢によって、病状が大きく変化する病気です。

シンシア建設予定地の金沢区は、横浜でダントツトップのぜん息児多発地帯です。このことも審査会で取り上げてました。金沢区の小学生のぜん息データを審査会の会場の壁に映して事務局が説明してました。確かに金沢区は多いんです。

横浜はただでさえ全国レベルの3倍のぜん息児がいて、そのトップの金沢区にさらに大規模な産廃処理施設を作ろうとしているわけです。すでに家庭ごみの処理施設があるそのすぐ近くに。

けれども、環境省の調査結果で大気汚染とぜん息は関係がないから産廃施設を作ってもいいらしいんですね。本当に関係ないのかしらん。

そして一番意外だったのが、審査会の雰囲気です。なんと審査会の会長はへらへらとよく笑うのです。笑いながら「なんで金沢区にはぜん息が多いのかわからないんですけども」と、議事進行をするのです。なんで笑うのかぜんぜんわかりませんでした。なにか笑うしかないような困った状況にあるのでしょうか。日頃からなんでも笑って雰囲気作りに努めておられるのでしょうか。市民が青くなって真剣に傍聴している前だというのに。

ぜん息児のデータは横浜市学校保健資料(簡単にまとめたものは図書館で閲覧できます)にあって、これを横浜ごみ問題を考える会がわかりやすくまとめたのが横浜市立小中学校ぜん息データ(エクセル)横浜には354校小学校があって、そのぜん息児トップ12校のうち5校が金沢区にあります。

このデータを見せて欲しいと横浜市教育委員会に申し入れたところ、OKでした。日時の予約が必要です。丁寧で感じの良い対応でした。
posted by jun at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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