2009年08月22日

鉄子さんのはしくれ



全線全駅鉄道地図(全国版)

全国の全線、全駅が載っている鉄道好きの人のための本です。本を読んだりテレビを見たりしてでてくる知らない駅名、路線名。この本が手元あれば索引ですぐにひいて、どこをどんなふうに走っている電車かがわかります。
どんな地形の所を走っているのか、どこと接続しているのか、距離はといろんなことがわかります。ページには写真入りで駅の紹介もあるし、なんとなく眺めていても楽しめます。

昔から地図を眺めるのが好きだったし、実は電車も好きだったので、わくわく楽しめる本です。こんな駅名があるのか、高校野球のあの学校はこの駅の近くなんだとか、周りの人には出身地を尋ね、なんという駅の近くかまで聞いて、本をながめ仕入れた知識でああなんだねこうなんだねと話が弾んだりもしました。

駅つなゲーという駅名しりとりのサイトがあるのですが、これにも役立ちますよ。このしりとり、はまるとやめられなくなるので困ります。

ところでNHK知るを楽しむ 鉄道から見える日本(2009年6月〜7月放送)が興味深かったです。
語り手の原 武史さんは
私が興味をもつのは鉄道そのものにではなく、鉄道を通して見えてくる日本の近現代や、民間人の思想や、都市なり郊外なりの形成や、東京と地方の格差などにある。
と、よくある鉄道オタクとは異なる視点です。

面白いなあと思ったのは、第6回の「都電が消えた日」。東京は路面電車がなくなって地下鉄に「二重橋」という駅名はあっても、地下鉄の乗客には皇居が見えない。
地下鉄の導入によって、本来歴史を背負っている駅名は実体のない記号になり、皇居を見ることもなく、天皇についても関心をもたない人々が増えてしまった。
一方広島の路面電車は、乗客の誰もが原爆ド−ムを見る。
毎年八月六日の午前八時十五分には、路面電車の乗客が原爆ドームに向かって黙祷する姿が見られるのである。
この差はとても大きいと思いました。「全線全駅鉄道地図」で広島を見ると確かに「原爆ドーム前」という駅がありました。
posted by jun at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビと本からA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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