2009年09月12日

小仏から高尾山へ

フラリと高尾山(東京都八王子市)に行ってきました(9/9)。
旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で<三ツ星になってしまって以来(2007年春)、大変な混雑らしいので、紅葉の季節の前にと思ってです。日本の山で三つ星を獲得しているのは富士山と高尾山だけなのだそうです。

高尾山を無制限型の四次元登山が可能な山として紹介しているのは、
高尾山|毎日が山歩き|いつでも Bon vivant 
・週末の朝の散歩としているサラリーマン。
・好きなときに、ひとりでも歩けるので四季折々訪ねる花好きの女性。
・夜になっても安全に歩ける。
・マラソンランナーたちの山岳トレーニングルートにもなっている。


今回は小仏峠から高尾山へのハイキングコースにしました。JR高尾駅から小仏へは1時間に1本しかバスがないので、高尾山から降りるより、バスの時間に合わせて小仏峠へ登ってから高尾山に行こうと考えました。

高尾駅でバスが転回する余裕もないロータリー奥へすっと入っていくので、どうするのかと思ったら、運転手が窓から手を出して上からぶら下がっているひもを引っ張るとバスが回転を始めました。バス用ターンテーブルです。
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小仏行きのバスは平日の紅葉前だというのに予想外の超満員、参りました。団体が2,3ついました。黙って耐えるならまだいいのですが、混雑についてバス会社に対する不満を地元の人でしょうか、大声で演説する人がいて、演説をなだめようとした人と、言い合いになって、二重の苦しみとなりました。せっかく自然にひたってリフレッシュしようというのに、満員バスは大誤算でした。乗るなら帰りです。美味しいと評判の珈琲自家焙煎の店「ふじだな」で時間をつぶせばいいのですから。

20分ほどで終点について、まずは準備体操に八段錦
体操をしているうちに、バスからゾロゾロ降りた登山者は皆さっさと出発してしまいました。あとから私はのんびりスタート。登山者は全員中高年。私も中高年の仲間入りしたらしいです。

影信山で名物の巨大なめこ汁と天ぷらを食べたいのですが、平日はやってないので今日は小仏峠を目指します。高尾の四季のkoyataさんは毎週のように、影信山で美味しいランチをしているので、私も食べてみたいのです。koyataさんもめったに小仏行きにバスに乗らないのは、バスの混雑を知っているからなんでしょう。

途中吸い込まれそうな杉の林、ようやくバスの不快から立ち直りました。
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小仏峠の頂上ではたぬきがお迎え なにやらなごみます。
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明治13年(1880)明治天皇山梨巡幸の際に小仏峠を通行したことを記念して建てられた記念碑
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三条実美の歌碑 歌碑の隣りの看板は
広報はちおうじ2005.7.1の16ページ 歴史の散歩道40 甲州街道中・小仏峠(pdfファイル)

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ラジオでよく聞く中央道の有名な渋滞ポイント 小仏トンネルに向かう渋滞が見下ろせました。
相模湖が見えます。
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一丁平 木製展望デッキからの眺め 2009年春にできたばかりらしいです。
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展望デッキの案内板 画像をクリックすると拡大します。拡大したら戻るときは戻るボタンで。 
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ここで出会ったおばちゃんグループは、甲府から来たんですって。「なんでわざわざ甲府から?回りにいい山がいっぱいあるじゃない。途中の大月にだって。」と尋ねると、「私らみたいな年になると、このくらい歩きやすく整備された山でないとダメなのよ」ですって。そんなものですかねえ。ミシェラン効果なんですかねえ。相模湖駅から登って来たそうです。

紅葉台の細田茶屋で一服 なめこ汁(みそ仕立て)とおでん
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この先は階段が続くので サポーターを装着しました。ズボンの上からさっとつけられて、ソフトにひざを保護するので、だいぶラクです。中高年登山者は、装備で体を守るのだ、なんちゃって。
ザムスト ZAMST ヒザサポーターSK−3 両ひざだから二ついります


サポーターをつけていたら、おばちゃんが「それいいわねえ」と話しかけてきました。一人歩きは出会いが楽しいのです。おばちゃんはストックを何本も持っているのだそうですが、肩や腕が痛くなってしまって使えないといいます。「ストックは体重をかけるのではなくて、体のバランスを取るために使うとラクですよ」と進言しました。

おばちゃんは面白い物を見せてくれました。
尾山薬王院のスタンプ帳「健康登山の証-尾山薬王院」 なかなかステキな装丁です。
1冊600円でスタンプ1回ごとに100円、10回押してもらって完成。今2冊目なのだそうで、スタンプが増えるのが楽しみでついつい又来てしまうそうです。八王子健康ランドふろッぴィの送迎バスが高尾山口に来るのだそうで、帰りに一風呂浴びて帰るそうな。いろんな楽しみ方があるものです。

このあたりから頻繁に「植生回復中」のプレートが見られます。登山者増加で道が荒れたのでしょう。
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高尾山頂にある高尾ビジターセンターでは
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緑豊かな昔の登山道(左側)から現在の裸地化が進んだ登山道(右側)の変化を展示して、どう思うか、どうしたら良いと思うか尋ねていました。自由に思うことを付箋で貼り付けるようになっています。丹沢でも同様の事態が起こっているそうで、登山者が自然破壊やってるわけです。

なだらかな踏み固められた尾根道でも、ストックやステッキをついている人が多く、半数くらいは先端のゴムキャップをつけてなくて、小さなボツボツ穴が登山道のあちこちについているのも気になりました。2本杖のストックよりも圧倒的に1本杖のステッキ派が多かったです。私も一応ストックを持って行きましたが、使ったのは小仏峠に登る急登ヶ所のみです。個人的には登山者の多い高尾山の尾根道では、サポーターを装着するほうがお勧めですけど。

でも高尾山の場合、登山者云々どころの話ではない大問題があります。巨大なトンネルを掘って大規模な自然破壊をするというのですから。
高尾山の自然をまもる市民の会
高尾山と圏央道 迫りくる自然破壊
工事の影響は多方面に渡るようですが、私が気になるのは、水脈の分断。高尾山の豊かで貴重な植生が失われてしまうのは、残念無念。わずかの便利さのために、とりかえしのつかないことをしていいのでしょうか。

今回は歩きが目的なので楽しいサル園には寄らず、沢沿いの6号路を降りました。
サルの飼育係のおじさんのお話は面白いです。あしあと 高尾山のサルとトロロ蕎麦

途中琵琶滝にあった看板 確かに、確かに、そうでございます。
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ケーブルカー乗り場の横にでてきます。
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今回は高橋家であったかいとろろそばを食べたのですが、冷やしとろろそばのほうが繊細な味わいがあって美味しいと思います。高尾山口駅の京王電鉄に乗り込むと、下のロータリーにふろッぴィのミニバスが止まっているのが見えて、さっきのおばちゃんが乗っているのだなあ、フムフムと納得。

一丁平から高尾山口までは、踏み固められた登山道で登山客というより観光客が多く、ハイキング気分は半減です。高尾山の本当の魅力は頂上から先とも言われています。

今度は影信山のきのこ汁と天ぷらを食べに、小仏の満員バスを避けて、相模湖からのルートで入ろうかと思います。

京王×高尾山〜遠足に行こう〜
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主演の広末涼子さんがみずみずしくて、音楽がやさしくて〜♪ ステキです。
若いカップルはこれを見たら、高尾山に行っちゃうでしょうね。

辻井伸行「高尾山の風(辻井伸行)」試聴/ダウンロードOnGen
高尾山の明るくて、深くて、爽やかな風が感じられる、ステキなピアノ曲です♪この曲の心はずむリズムが、お手軽なんだけれども実は奥深いという高尾山のイメージにピッタリだと思います。盲目の辻井さんの心の目が、高尾さんというものを直感的に把握しているのですね。
posted by jun at 07:57| Comment(1) | TrackBack(0) | お出かけA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小仏から高尾山のコースにトライしてみようと思っており、沢山の写真と解説に見入っています。
1点教えていただきたいのですが、それはコースタイムです。小仏バス停〜小仏峠〜城山〜一丁平〜高尾山。記録が残っていましたら、是非お願いします。助かります。
Posted by 森野和好 at 2012年01月31日 10:40
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