2009年12月06日

アラビア語講座

NHK テレビでアラビア語 が面白いです。
たまたま録画してしまったのを、何気なく見てからはまってしまいました。今放送しているのは、2008年10月〜2009年3月の再放送です。アラビア語の予備知識は全くありません。もやしみたいな文字を見て、これは理解不能と決め込んでいました。アラブ世界はあまりに謎なので、興味は持っていましたが。

そこへかわいい女性が案内してくれるアラビア語講座です。本当にかわいい女性で、彼女たちを見たくてついつい番組を見るうちに、へ〜!と驚くようなアラブの紹介が次々とあって、アラビア語の構造もへ〜!と驚いています。

いつも登場する女性は3人で、皆気になる存在。番組の進行や文法を担当する、エバ・ハッサン。気さくで聡明で、気の利いたしゃれた服で登場します。

一番好きなのは、リーム・アフマド。発音と文字の担当で、いつもスカーフをしています。そのスカーフがいろいろでなんともおしゃれ。あれなら髪がボサボサでも白髪がでも気にせずにいられていいなあ。彼女の髪はスカーフの下でどんななのかなあ。それにしても、丸顔でニコニコいつもほれぼれする笑顔、優しい声、そしてお茶目。いつも体を動かしたげで、番組の最後にVサインまでやっちゃってる。

それからアルジャジーラ子どもチャンネルのリポーター、ラニア・ジャンマール。彼女の尖ったあごと高音でいきのいいしゃべりから、柳腰を想像してしまうのですが、意外や意外、パンツルックで軽快に歩く、そのおしりのでかいこと!

ラニアが紹介するモロッコとカタールのリポートも興味深いです。驚いたのが、第七課のカタール、ドーハのラクダレース。ラクダレースというのは5歳前後の少年を買ってきたりさらってきたりして、ろくに食事も与えず過酷なラクダレースの騎手にするので、児童虐待だ、人身売買だ、人権侵害だと世界中から非難の的だったのは知っているのですが、リポートでは子供の代わりに小さなロボットを乗せているのを映してました。そういうことになったのかと驚き。リポーターのインタビューでラクダオーナーは「父から受け継いだ趣味です」と答えてました。一緒に見ていた息子は「趣味で子供を奴隷にしてたんだ」と驚いてました。

ラクダのおしりにムチが当たるようにラクダの背に小さなロボットをしばりつけて、リモコンで操作するようになってました。コースの両側に舗装路があって、車からリモコンを操作しながららくだと並走するのです。ロボット技術が貧しい少年達を救ったのでした。それがたった3年前とは・・・。
テキストでは
3年ほど前からUAEやカタール、クウェートなどで騎手の年齢や体重を制限。子どもの採用を禁じる法律も出されました。・・・開発当初はラクダがロボットを怖がったため、外見を人に似せたり、調教師がつけていた香水をふりかけたりする工夫が必要だったほか、高い気温やほこりの多い環境への対処も行わなければなりませんでした。

アラビア語というのは、女性名詞、男性名詞があって、動詞や指示代名詞、形容詞まで一緒に変化してしまうというのも新鮮な驚き。右から書くあのもやし文字も、規則がわかれば理解不能ではなさそうです。

アラビア語の数字のことをヒンズー数字といって、インドから伝わったからだと言ってました。アラビア語の数字はアラビア数字とは言わないのも発見でした。

アラビア語で二人称単数男性の「あなた」というのは「アンタ」と発音します。たまたまなんでしょうか、日本語と同じです。アラビア語講座は発見の連続です。テキストにはアラビア語源の日本語が「アルコール アルカリ ソーダ シャーベット レモン ギター 如雨露(じょうろ) 襦袢(じゅばん)など」とあります。日本語とは全く関係ないと思っていたので親しみを感じました。

なんとなくテレビをつけておきたいなあというときには、この頃は録画しておいたアラビア語講座をつけます。かわいい彼女たちの話すアラビア語が快くて、耳に残って、また聞きたくなります。語学番組というのは繰り返して見るといいとは思っていたのですが、アラビア語講座は勉強しようと思うのでなく、面白くて楽しくて、ついついまた見ちゃうという番組です。こういう語学番組は初めて見ました。

アラビア語の文法は、日本語からするとウッソ〜と思うほどに複雑で、本気で勉強するとなると大変そうですが、まあこんなもんかあ程度でちょいとおさわり気分で見るには楽しいです。

ちょいと残念なのは、生徒役の宍戸開が、せっかく太い眉とがっしりした体でアラブ人みたいな顔なのに、頻繁に腰をかがめてひょうきんにすること。もっと偉そうにしてて、たまにひょうきんにしたら面白いのになあと思います。

テキストも欲しいと思って、探したのですがどこの書店でも売ってなかったので、ネットで注文しました。半年分300ページの結構厚い本で840円ですが送料はわずか40円。文字や文法が整理して書かれているので、買ってよかったです。ただ番組の面白さにひかれて、ついついアラビア語を始めてしまったけれど、複雑に変化する文法の表を見るうちに、思っているよりずっと難しい言語らしいと気がついてきました。「アラビア語の扉をあけよう」というサブタイトルで、楽しそうなのは入り口だけなんじゃないかという気もします。

でも、かわいいリーム・アフマドがいつも宍戸開を「大丈夫ですよ」と励ますのがまるで私に語られているように感じるのと、チェニジア出身のムハンマド・ブリが、沖縄の三線を演奏しながら見事に沖縄民謡を唄う(九、十課)という意外な場面があったりするので、このまま視聴を続けると、もっと面白いことがあるかもしれないと期待して、来年の3月まで視聴を続けてもいいかなと、しげしげとテキストをながめて文字をなぞったりしています。チェニジア人が三線演奏するなら(私も三線習いました「八重山の調べ」)私がアラビア語やったって、全然おかしくないと思います。 

視聴するうちに全く謎でしかなかった機関銃のようなアラビア語を聞く、耳ができてきたみたいで、そのなかに知ってる言葉がでてくるのがわかる!ことに驚いたのは九課を視聴したとき。ワクワク楽しくなってきました。

思えば今年の初めに阪大でアラビア語を専攻したという人を紹介されたのが始まりだったのかもしれません。アラビア語を学んだ人に会うのは初めてだったので、記念にサインを頼んだところ、「ビスミッラー」とアラビア文字で書いてくれました。あとで「ビスミッラー」はどこかで聞いたと思いめぐらすうちに、ロックグループのクイーンが「ボヘミアン・ラプソディ」の中で繰り返す印象的なフレーズです。あれはアラビア語だったのかと感慨を持ったのでした。
posted by jun at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビと本からA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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