2009年12月03日

自然観察本

この頃どうしたわけか、森に行くと「お帰りなさい よく来たね」と樹木たちに歓迎されて、ほっくりと包み込まれていく感じがします。そして木々が、小さな野草が、鳥たちが、以前よりずっとよく見えるのです。居るべき場所に戻ってきた安堵感でホッと癒され、静かなパワーが体に心に入ってくるのを感じます。

そこで購入したのが
葉っぱで調べる身近な樹木図鑑


葉っぱをスキャナーで取り込んだ画像なので、非常にリアルです。大きな葉っぱは縮小ですが、あとは実物大。見つけた葉っぱを本のページにはさんでいます。本を開くと森の匂いがします。癒されます。

本の「はじめに」書いてあります。
筆者は、葉っぱで調べる方法を独学し始めました。葉っぱなら、どんな木でもつけているし、落ち葉も拾えます。全国の山野で数十万枚の葉っぱを集め、スキャナで直接スキャンして記録してきました。するとどうでしょう、木の種類ごとに葉っぱにも個性があり、ほとんどの木は葉っぱだけで見分けられることがわかりました。


本を持って森へ行くうちに次第に、葉っぱをしげしげと見るクセがついてきました。葉の形、葉脈、裏側、葉のつき方、今まで似たような葉っぱでひとくくりにしていたのが、ひとつひとつ実に個性的だったのです。身近なクスノキは葉をちぎるとさわやかな香りがします。樹木図鑑から発見したことがたくさんあって、今まで何を見てきたのだろうかと思います。

森の感じ方の変化に気づいたのは、今年の夏に雁が腹摺山へ行った時でした。ダケカンバの薄いオレンジ色の樹皮を見て、妙に惹かれたのです。アレ、今までこんなことってなかったなあと。そのうち近所の森へ行くと「お帰りなさい」と言われているような感じが始まりました。

夏が終わってせみの声がなくなると、鳥の声がとてもよく聞こえるようになって、鳥の姿まで見つけられるようになっていました。以前は声はすれども姿は見えず、まあそんなもんだと思っていたのですが、なぜか声のする方をじっと見るとちゃんと鳥がいるのです。双眼鏡を目に当てると、なぜかピタリと目当ての鳥が見える!今までは双眼鏡で目当てのものを探すのが大変で、結局見つからずあきらめることが多々だったのに。探し方を誰かに教わったわけでもなんでもないのに、なぜ見えるようになったのか不思議です。森が教えてくれたとしかいいようがありません。

そこで購入したのが
日本の野鳥図鑑

どこにいてどんな動き方をして、どんな生態か解説してあって、読んで楽しい図鑑です。鳴き声97種のCDもついています。

このところ体調の変化を感じて、仕事を減らしてペースダウン、なるべくストレスをためないよう気ままな暮らしをするよう心ががけているくらいしか思い当たることはないのですが、そのせいかどうか、自然を楽しむ目や耳、心がいつのまにか育ってきたようです。意図したわけでもないのに自然に変化してきた自分が予想外で面白いです。自分が面白いだなんて、幸せなことです。

バードウォッチング専門の旅行社ワイバード に申し込んでみました。楽しみです。
posted by jun at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビと本からA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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