2006年02月20日

水俣に産廃とは!

なんであの水俣に、産業廃棄物最終処分場なのでしょう。しかも建設されるのは、水俣の水源地です!先日の高木仁三郎市民科学基金公開プレゼンテーションで、「水俣市の廃棄物最終処分場建設予定地周辺の水環境に関する調査研究-建設反対のための科学的データの収集と分析」を聞きました。

「水俣病の教訓の生きた形を示すのが水俣市民の役割」と熱く語ったのは、若くて元気な女性でした。私はなんとなく環境問題に敏感なのは年配の人が多い、という感触を持っていたのですが、若い女性の発表を聞いてとても嬉しく思いました。

中立姿勢というのは実質推進という意味なんだそうですが、その中立の市長の言葉は「法律に従っておったら、絶対産廃はできるばい!」その市長を破ったのが、今月5日の市長選で見事当選した産廃処分場建設反対をかかげた無所属の新人候補。さあ、これからが楽しみです。

発表者に「いい発表でしたね」と帰り際に思わず声をかけてしまいました。そして産廃反対運動で、水俣市民と患者の中にあった距離が縮まったという話も伺いました。私は水俣については薄い本を読んだくらいで何も知りません。なんとなく水俣は水俣病を出したということで一致しているのかと思っていましたが、大間違いだったようです。そのあたりの事情を下村健一が書いてました。


公開プレゼンテーションに「水俣病胎児性・小児性患者のコミュニティーライフ実現のための基礎調査研究」という発表もありました。最近は40〜50才代になって急速に健康状態が悪化する人たちがでてきて、こういう症状は幼児期に水銀を体内に取り込んだ場合に起こるそうです。水俣病は公式に確認されて50年になるそうですが、もう50年もたったということに驚くと共に、今も進行中だということにも深い痛みを覚えました。



まだまだ驚いてばかりいるのですが、水俣に産廃を作ろうと土地を買った会社が、あの有名なIWDだったということです。ひょえ〜っと驚いてしまいました。なぜなら、IWDは2005年1月に横浜市の競争入札でシンシアと1円まで同額だったために、くじびきで敗退し、現在は横浜市とシンシアを相手取って裁判中という会社だからです。この裁判を傍聴してみようなんて思ったのですが、なぜか非公開なんですってね。裁判資料なら見られるらしいんですが、きっと私なんかが見たってわからないですよ。何やってるんでしょうねえ。


産廃情報プラザin水俣にはたくさんの産廃関係の興味深い情報があります。こういうものを作って、市民一丸となって戦っているというの、すごいなあ。ああ水俣に産廃とは・・・!
posted by jun at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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