2009年12月15日

驚きの普天間基地移設問題

沖縄アメリカ海兵隊の大半がグアムに移転するという計画が、現在着々と進行中だという。では、普天間だ辺野古だと揉めているのはいったい何なのか。なぜグアム移転計画を政府もマスコミも報道しないのか。
宜野湾市長が移転計画について語っている動画を見て驚きました。
第453回マル激トーク・オン・ディマンド(2009年12月12日)
宜野湾市の伊波市長のインタビューは今週のニュース・コメンタリーのビデオの頭から7分あたりです。
海兵隊のグアム移転計画の中身と、2007年3月31日までに米軍移転計画の返還マスタープラン(どの部隊が移り、どの基地が返還される)を示す約束が果たされていないことを話していました。

(マル激は有料サイトで、525円/月。ニュース・コメンタリーは有料会員にならないと見られません。有料の価値は十分にあると思います。私は小室直樹さんが出演した時からの会員です。)

ビデオニュース(頭から11分あたり)で岡田外務大臣は「伊波市長の話を少し聞いたけれども根拠がわからない」と答えています(2009年12月11日)。外務省が知らないわけはなくて、それを公表せず、全く別の論議が現在沸騰中というのはどういうわけなのか。情報を入手したばかりのマル激で、神保さんと宮台さんはいろいろ憶測を述べていますが、今後取材を進めてどう取り上げるか期待しています。

沖縄海兵隊がグアムに移転するのに、それでも新たに基地を作る理由は何なのか。マル激では神保さんと宮台さんが、意味不明の密約があるのかもしれない、ジュゴン裁判がアメリカで違法という判決がでていて、アメリカ政府は辺野古に基地を作らない可能性もあることも報道されてない事情、その他いろいろな説を話してました。


移転計画の中身について宜野湾市が公開しています。
普天間基地のグァム移転の可能性について」_平成21年11月26日 伊波洋一(宜野湾市長)
ウェブで海兵隊移転の詳細は英文で公開されていて、宜野湾市で翻訳してUPしているそうです。

普天間飛行場代替施設建設は、普天間のヘリ部隊が沖縄に留まることが前提。沖縄海兵隊のほとんどがグアムに移転するなら、新たに辺野古に基地を作る必要のないことがわかります。

宜野湾市基地渉外課のページ には情報がたくさんあります。

日テレEWS24沖縄・宜野湾市の伊波市長に聞く(2009/12/11)
キャスターが30分にわたって基地移転問題について尋ねている動画で、来年11月の県知事選以外の質問には明解に答えていてます。日本政府に求めることは、グアムへの移転計画を明確に説明したうえで、辺野古の基地移転問題にあたって欲しいと語っています。

また田中宇さんも取り上げています。
官僚が隠す沖縄海兵隊グアム全移転 2009年12月10日  

(冒頭部分)沖縄の海兵隊は米国のグアム島に移転する計画を進めている。日本のマスコミや国会では「沖縄からグアムに移転するのは、海兵隊の司令部が中心であり、ヘリコプター部隊や地上戦闘部隊などの実戦部隊は沖縄に残る」という説明がなされてきた。しかし伊波市長ら宜野湾市役所の人々が調べたところ、司令部だけでなく、実戦部隊の大半や補給部隊など兵站部門まで、沖縄海兵隊のほとんどすべてを2014年までにグアム島に移転する計画を米軍がすでに実施していることがわかった。普天間基地を抱える宜野湾市役所は、以前から米軍に関する情報をよく収集し、分析力がある。


(中間部分)外務省などは、1万人の幽霊部員を捏造し、1万人の海兵隊員がずっと沖縄に駐留し続けるのだと、日本の国民や政治家に信じ込ませることに、まんまと成功してきた。沖縄の海兵隊駐留は、日本が対米従属している象徴であり、外務省は「米国に逆らうと大変なことになりますよ」と政治家や産業界を脅し、その一方で、この「1万人継続駐留」を活用して思いやり予算などを政府に継続支出させて米軍を買収し「米国」が何を考えているかという「解釈権」を持ち続けることで、日本の権力構造を掌握してきた。

海兵隊グアム全移転が政府方針になると、海兵隊1万人沖縄残留という捏造話に基づく対米従属の構造が崩れ、外務省など官僚機構は力を失っていく。だから外務省とその傘下の勢力は、全力で抵抗している。

(終部)沖縄では、来年の沖縄県知事選で、宜野湾市の伊波市長に出馬してもらおうとする動きがあると聞いた。もし伊波市長が沖縄県知事になったら、沖縄県は米軍駐留をなるべく早く終わらせようとする姿勢に転換し、東京の政府も無視できなくなる。それは、沖縄が米軍基地の島を脱却することにつながりうる。


田中さんは伊波さんが来年沖縄知事になったら、沖縄が基地の島を脱却することになるかもと言っています。来年、伊波市長が沖縄県知事になって、基地問題を沖縄県民と日本国民のあるべき方向へ導くために働いてもらうというのは、いい話かもしれません。
posted by jun at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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