2006年04月25日

人体の不思議展

人体の不思議展in横浜に行ってきました。物静かな若い女性の知人が、珍しく力をこめて「すっごく面白かった!」と言っていたものですから、これは本物かもしれないと思いました。解体図やら模型を見るのは気持ち悪くて苦手なのに、行ったほうがよさそうらしいと多少無理して出かけました。

この展示の気持ち悪い最大の理由は、模型ではなくて、本物の死体だということです。生前に了解を得ておいてプラストミックという特殊な保存方法を使ったのだそうです。プラストミック標本は匂いもなく、弾力性に富み、直に触れて観察でき、常温で半永久的に保存できる画期的な人体標本だそうです。

とにかくリアル。なにしろ本物の人体。展示会場で初めのうちはおっかなびっくり、おそるおそる見てました。人体について多少知識のある人が見たらさぞかし面白いだろうなあ、私なんかが見るのは勿体無いなあと思いながら。

回りの来場者は老若男女でしたが、年配の夫婦が「お父さんの手術したのはあそこね」なんて言いながらしげしげと見入っていたりするので、そのうち私も次第に腹を据えてじっくり見るようになりました。

筋肉がよくわかるように、骨がわかるように、臓器がわかるように、血管やリンパ、神経と、工夫して展示されてました。消化器だけを取り出してあったり、そのまま縦輪り、横割りにして、まるでCTスキャンの本物?を見るみたいにしてあったり。

健康な臓器を見た後に、喫煙肺やガン、腫瘍などの病変のある臓器を見たら、なんとすぐに「あ、これおかしい」とわかりました。わかった自分に驚きました。これはすごい勉強になるらしいと。

初めのうちはわかる人が見ればいいと思っていたのに、いつのまにか自分がわかる人に変身?していたのです。気持ち悪いと思っていたのが、興味深いという気持ちに変わってました。

帰宅して数日たったあとでも記憶が鮮明で、具体的に思い出せるのです。なるほど、これが知人が言っていた「すっごく面白い」ということかと了解しました。自分の体を見ながら中身を想像する楽しみができたとでもいいましょうか。

一番心に残ったのは、脳の重さを体験したことでした。「脳を持ってみて下さい」というコーナーがあって、「そんなあ、いくらなんでも脳を持つなんて」と眺めてたら、隣の人がサッと手を出してつるしたひもを持ったので、私もマネしました。その重さの感覚が忘れられません。脳というのは重いんです。

会場内で骨密度と脳年齢の測定を1000円でやっていたのでトライしました。いつか自分の骨密度を知りたい、きっと落ちてるのだろうなあと思っていました。その結果が意外でした。同性の健康な20歳の平均を100とすると私は99。同性同年齢の健康な人の平均を100とすると私は110。いい骨だったんですねえ。本当かなあ。右足首で測定してましたけど。
posted by jun at 07:38| Comment(2) | TrackBack(0) | お出かけA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「人体の不思議展」の情報です
中国人死刑囚を闇で売買して加工し皮をはいで見世物にして金儲けしています。
★献体同意書は盗用偽装だった
http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-186.html
★カリフォルニア州で人体展禁止法案が可決されました★
http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-181.html
★★日本語字幕のPart1,Part2がRedFoxサイトにあります★★
 http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-174.html
・「死体」の写真があります。ABCnewsのPart2の7分52秒のシーンで使われている「死刑囚」の写真のサイト 
 http://www.observechina.net/info/artshow.asp?ID=47822
   検索:唸声中国/死刑囚の遺体を人体標本に、  のなかの2番目URL
★「沖縄展」では「法律違反」の可能性があり全ての団体が「後援を辞退」しました。
http://www.com-net.city.naha.okinawa.jp/cgi-bin/welbbs_i/community.cgi?cmd=one;no=324;id=
Posted by 人体 at 2009年02月11日 16:11
お知らせありがとうございます。
遺体はすべて中国人、すべて生前に了解を得ている、とあったので、
何やらわけありっぽいにおいはプンプンしているわけです。
今の世の中それでも通ってしまうのかへえ〜と思いましたが、
さらに意外だったのは、この展示会が多くの後援を得て、何年も続いたことでした。
この頃、いろんなところで展示会中止の声があがっていますね。
これでやっと終わりになるらしいと、ちとホッとしています。
Posted by jun at 2009年02月12日 11:03
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