2006年12月21日

めぐみさんの映画

映画 『めぐみ−引き裂かれた家族の30年』 観て来ました。横田夫妻の住んでいる川崎の映画館で。横田夫妻の近くで映画を観て、一日も早くめぐみさんを横田夫妻のもとに返してと祈りたかったからです。

1000円で観られるレディーズデイに行ったのに、場内はガラガラだったのが意外でした。映画の初めの頃はやたらとBGMが大きくて「日本人向けに作られた映画ではないのだから」と我慢しているうちに、次第に慣れて、映画に引き込まれていました。いいドキュメンタリーです。これまで報道で流されたなつかしい画像と初めて見る画像のモザイクでした。

なにより心残ったのは、初めて聴いためぐみさんの声です。小学校のときに合唱した「流浪の民」のソロ部分を、めぐみさんが歌うテープが流されるのです。「慣れし故郷を放たれて♪ 夢に楽土求めたり♪」。この声が、とても小学生とは思えない、成熟した女性一歩手前くらいの声でした。少年合唱団のような透明な声ではなく、情感のこもった女性の声です。めぐみさんの声、素晴らしいです。この声をもっと聴きたいと思いました。この歌そのままに「流浪の民」となってしまっためぐみさんが、まるで暗示されているような気がして、なんとも言えない思いがしました。めぐみさんは今日も「慣れし故郷を放たれて♪」と、望郷の涙にくれつつ歌っているのでしょうか。

そして早起江さんが語るヨブ記。「主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」
早起江さんの著書ブルーリボンの祈り、を読んでから、あまりにも偉大で遠かったヨブがとても近くなり、私も人生を振り返っては、「主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」を何度も思い起こして、確かにそうだと思うようになりました。映画の中で早起江さんは、「ヨブの言葉を確かにそうだと思った。だからさらに主が何を与えて下さるのか楽しみだ。」という意味のことを言っていました。信仰者早起江さんの前向きな姿に、あらためて教えられた気がしました。

そして横田夫妻が言い合っている姿。よく報道されるのは夫の後ろにつき従って一歩下がった早起江さんの美しいたたづまいですが、家庭の中では、早起江さんはもっとおちゃめで活発らしくて、なんだか安心しました。だからめぐみさんが明るくて活発な子だったんだなあ、とわかったとでもいいましょうか。

「めぐみさんの映画はドキュメンタリーだから、わざわざ映画館で観るような映画じゃない。」という意見があるようですが、めぐみさんの声が深い思いとともにあざやかに私の耳に残っているのは、映画館でみたからこそ!と思います。


2006.10.15報道ドラマスペシャル「再会」がテレビで放送されましたが、あれは多分に北朝鮮の意図が入った作り物だったと私は思っています。はっきり言ってしまうと蓮池薫さんの証言で作られた、だから北朝鮮の意図が入っていると。

安明神さんの本新証言・拉致 横田めぐみを救出せよ!を読むと、蓮池薫さんは事実を述べていないとあります。最近では蓮池薫さんに拉致されそうになったという経験を告白している人まであらわれました。事実かどうかはわかりませんが、あり得る事だとは思っています。

蓮池薫さんが事実を述べていないとしても、そうしなければならないほどの恐ろしさが北朝鮮の現実なのだと思います。

あさがおの会
ぴあ アメリカで“めぐみさん拉致事件”映画が制作された理由は


これまでに私が書いたこと
拉致から29年 横田早起江さんの祈り 横田めぐみさんの写真展
posted by jun at 06:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画・DVD・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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めぐみ 引き裂かれた家族の30年
Excerpt: 「なれし故郷を放たれて 夢に楽土求めたり」 めぐみさんが、実際に小学校の卒業式で、合唱のソロで歌った「流浪の民」の一節です。映画の中で、しっかりとそして、哀愁の含んだ
Weblog: skywave blog
Tracked: 2007-01-09 21:38
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