2007年09月11日

「鳩サブレー」の思い

鎌倉に鳩サブレーというお菓子があります。箱で買うと中に「鳩のつぶやき」という冊子が入っていて、じっくり読んで感動しました。

書いたのは豊島屋の三代目のようです。鳩サブレーを作った初代が、明治、大正、昭和の激動の時代を鳩サブレーと共に生きたことが淡々と書かれています。進取の気性に富み、常に菓子職人の誇りを持ち、粘り強く、困難に負けなかったその生き様に、そしてその生き様に誇りを持ち、今も変わらぬ良質な製品を作り続ける豊島屋の姿勢に、爽やかなものを感じました。

横浜に来てから、ときどき鳩サブレーをいただくようになったので、おなじみの菓子なのですが、どこかのマネをしたよくある商品くらいの認識しかありませんでした。手のひらほどもある鳩の形1種類しかないので、どこか頑固なものも感じていました。もちろん美味しい菓子です。飾らないホームメードの味わいです。

「鳩のつぶやき」を読んで、豊島屋が日本の近代の歴史と共に誠実に歩んだ菓子屋だったことがわかって、なんだか前よりいっそう美味しく味わえるようになった気がします。鳩サブレーは日本のサブレーの元祖だったのですね。
posted by jun at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | お買い得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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