2005年05月29日

盲導犬の話

視覚障害のガイドヘルパーの講師が日本盲導犬協会盲導犬訓練士の中村さんだったものですから、ついでにいろいろと面白い話を伺えました。あとで息子に話したらとても喜びました。

ちょいとご紹介します。
ラブラドール・レトリーバーというのは、一見上品ぽくて可愛いが、別名foolと言われていて、ものすごく意地汚い。実際のラブラドールはテレビでやっているポちたまのまさお君そのもの。ドラマの犬が身を捨てて主人を守ったという場面はウソ。絶対そんなことはしない。恐がって主人に抱きつくことはあるけれど。

盲導犬の適正は比較的、おとなしめで、ぼっーとしていて、他の犬とあまり遊びたがらないこと。盲導犬の一番の仕事は寝てること。人間の都合に合わせておとなしく、いないふうにしていること、なのだそうです。

盲導犬というのは我慢強くて賢いスーパーワンちゃんだと思っていましたが、ちょっと違ったみたいです。まさに適材適所ということなんですね。また、サルみたいに賢すぎる動物は、上手にごまかすこともできるので、盲導犬の仕事はできないそうです。

シェパードに1回言ってわかることをラブラドールは10回言ってわかるのだそうです。戦後盲導犬は、軍用犬を転用したことからシェパードだったそうですが、顔が恐いので、ラブラドールを次第に使うようになったそうです。

盲導犬になるための子犬を育てるパピーウォーカーの涙の別れの場面もドラマにあるけれども、あれも違うそうです。犬を15年飼い続けるというのは大変なことだけれど、1年かわいがるだけでいいというのは、ラクで楽しいこと。子供が犬を欲しがって世話をしたのは最初だけという話をよく聞くけれど、パピーウォーカーだったら1年きりだからいいですよとのことでした。

テレビ局に誤解を招くような放映はやめて欲しいと要望をしているけれども、聞き入れてもらえないのだそうです。

大事な盲導犬のことを「ものすごく意地汚い」と言い切ってしまうあたり、かえってラブラドールに対する深い愛情を感じました。

盲導犬は16年3月31日現在、日本の実働数は948頭、神奈川県では23頭。すこしづつ増えてはいるけれども、まだまだです。
posted by jun at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護・ヘルパー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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