2005年10月01日

「熱情」やっと読みました

面白いというので図書館で予約したのが半年ほど前。
予約が多くて、やっと順番が回ってきました。

4062125943熱情―田中角栄をとりこにした芸者
辻 和子
講談社 2004-09

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うわさ通り読み応えのある本でした。著者は田中角栄さんの2号さんだったという辻和子さん。神楽坂の売れっ子芸者だったのを角栄さんに気に入られて、養母にちゃんとした結婚をさせてやりたいからと猛反対されながら、2号さんになったのでした。角栄さんのさまざまな素顔や、角栄さんが倒れたあとの寂しい暮らし等、詳しく書かれていました。

戦前、戦中、戦後の神楽坂という特殊な世界、角栄さんにからむ政治の変遷も述べられた貴重な歴史の証言ともいえる内容で、それが辻和子さんの人柄なのか、文章がうまいからか、その中で真実に己をつらぬいて生きてきた一人の女性の生き様に惹きつけられるものがあって、うーむ・・・と、うなってしまいました。今もご健在だそうです。

この本を読んでなんとなく了解したことがあります。辻和子さんの息子、つまり角栄さんの息子の田中京さんが書いた本もついでに予約したところ、こちらは人気がなくてすぐに読めました。

4594046673絆―父・田中角栄の熱い手
田中 京
扶桑社 2004-06

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期待して読んだのに、つまらない本でした。でも何かひっかかるものがあって、つまらない理由を考えてみたのですが、本当に言いたいことを書いてないからだと思いました。

お母様の辻和子さんの本を読んで、角栄さんと京さん、正妻や真紀子さんとの関係など、京さんは本当のことは、まだ語れまいと思いました。語れる状況にないのに無理に出版したのには、相続やらなにやらわけがあったのかもしれません。なんだかブラックなものを感じます。

辻和子さんの本はご本人が書いたのではありません。Fさんが聞き取りそれを講談社が出版したものです。きのうの神楽坂2004年9月〜2005年8月に出版秘話が書いてありました。

まあ、それにしても角栄さんって、脂ぎった顔してましたが、何人もの女性と仲良しでバリバリに事業をしながら、政界で大活躍、なんんとまあパワフルな人と思いました。
posted by jun at 19:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 本からA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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