2005年11月11日

「震度7を生き抜く」

「震度7」を生き抜く
田村 康二〔著〕

新潟地震、中越地震と2度の大地震を体験した医師が書いた本です。体験談がいっぱいで、読みやすい本でしたが、しっかりと心に留めておきたいことがたくさん書かれていました。

ちょっと驚いたのは、人間は2日くらい飲まず食わずでも大丈夫だから、飲食物を準備するよりも、ポータブルトイレを用意するようにとありました。尿器(女性用 男性用)は安価で買えるし、女性には大人用紙オムツも便利と。震災現場とはこういうことなのかと思いました。

災害現場からはとにかく一時離れることは精神的に非常によい。
水は使えるようになってもすぐには飲用にできないから
浄水器
が活躍する。
避難所に行くときに、なるべく毛布等は自分で用意する気持ちで。
電気よりもガスの復旧が遅れるので、ガスボンベが便利。
手回し充電式のラジオが便利。このラジオ持ってますよ

著者が繰り返すのは、災害を切り抜けるには「知恵と心」だと。そして、中越地震は、阪神大震災の経験が生かされてなかったということ。

読んでいるうちに、大地震でどういうことになるのか、リアルに想像できるようになってきました。

著者の専門は時間医学。簡単に言えば生体リズムの研究で、地震によってどう体や心が影響を受け、元に状態に戻っていくのか、どうすれば回復しやすくなるのかが書かれていました。個人の心の持ち方から、行政側からの働きかけなど、知恵と経験が満載の書です。

日本に住み続ける以上、地震は避けられません。知恵を尽くして、いかに軽くやりすごすか、心の準備、家の準備、体制の準備をしなければならないと、しみじみ思いました。

まずはつぶれない家を、そして震災時のソフト面の整備をと、
先日読んだ「地震のことはなそう」という絵本を思いました。


災害時のトイレ対策は大問題です。

トイレが大変!
山下 亨編著

家具の固定も大事です
家具転倒防止 圧着Wポール

posted by jun at 06:31| Comment(3) | TrackBack(2) | 本からA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。私も最近は地震や防災に関する本をいろいろ読みました。
「大地震東京危険度マップ」
「早分かり防災新常識」「阪神・淡路大震災から100学ぶ」
でも確かに、「震度7を生き抜く」の様な、本人による体験談だとリアルに想像することができていいでしょうね。
私も読んでみます。

おもしろいホームページを見つけたので紹介します。
産経新聞の防災ネットで、「なまず24時間監視」とゆうのがもうすぐ始まるみたいです。面白そうですよね。
http://www.bo-sai.net
Posted by oden at 2005年11月11日 15:05
早起きjunさん、こんばんわ。
例の絵本は買って読みました。
役所から耐震診断の申請書ももらってきました。
少し進んだでしょう。おいおい自分のblogに経過を書いていきますね。

この本も良さそうですね。朝、あるTVを見ていて思った事とリンクする内容です。
ブリタはかなり前からご愛用なんです(笑)
子供は「ブリタの神奈川の水は美味しい」と言います。
コメント&トラバありがとうございました。
Posted by mitsu at 2005年11月11日 19:41
早起きバレましたね、そうなんですよ♪
絵本読まれたのですね、それはどうもです。
耐震診断の申請書とは、着々に進んでますね。
その後の経過、楽しみです。

「知恵と心」のTBありがとうございます。
考えてみると、これはすべての基本ですよね。
そしてピンチのときに、その大事さがハッキリするのかも。

ブリタの水って、ほんのり甘い感じがします。
「ブリタの神奈川の水」とは、なるほどオモシロイ表現。
Posted by jun at 2005年11月12日 06:01
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