2005年11月22日

横田めぐみさんの写真展

どうしても行かなければならない。行って横田さん夫妻の思いにじかに触れなければ。私も行くことで、少しでも横田夫妻への励ましになるならば。そんな切実な思いで、行ってきました。せっかく久しぶりの都心ですから、いろいろついでに寄りたいところはたくさんあるのですが、写真展だけのとんぼ返りです。

2005年11月18〜23日 東京有楽町マリオン11階朝日ギャラリー
写真展は11時から。平日の11時3分に到着したのですが、なんと長蛇の列。老若男女が4列に並んで静かに入場を待っていました。20名くらいづつ入れて、すぐに見られるのかと思ったら、ギャラリー前のロビーでもまた入場待ち。こんなにたくさんの人が、私と同じような思いでかけつけたのたのかと感慨がありました。

そろいの水色のジャンパーを着たやや年配の人たちが、入場者の案内をしながら、アンケートと署名をていねいに呼びかけていました。ジャンパーの背中には「横田めぐみさんご家族支援の会 あさがおの会」と書かれていました。

会場入り口には横田滋さんのメッセージのボード。写真展を開いたわけは
めぐみが決して特別な子どもなのではなく
めぐみが他のあらゆる子どもと同様
家族にとって掛け替えのない存在であり
それを北朝鮮の国家犯罪という突然の暴力によって
連れ去られてしまったのだということを
改めて知ってもらいたいと思ったからです。
とありました。

展示は1965年3月、生後5ヶ月からのめぐみさんからはじまりまり、13才で拉致される直前までと、北朝鮮から提出された写真。一番心に残ったのは、4歳のめぐみさんが早紀江さんに抱かれた双子の弟にキスしている大きな作品。めぐみさんは、いっぺんに二人も弟ができたと喜び、それはそれはかわいがっていたそうです。

写真にはひとつひとつ撮影した年月と状況が記され、ところどころには滋さんと早紀江さんの思いが書かれていました。どれもごく普通の家族の写真。深い愛と慈しみに満ちた、家族の絆の確かさがヒタヒタと伝わってきます。

写真から、横田夫妻の痛みが強く伝わってきました。この家族が引き裂かれてしまったのか、今もその傷口からはドクドクと鮮血が流れ続けているのかと、こみあげてくる思い・・・。あちこちでハンカチを目に当てている人、鼻をすする人。

会場はとても混んでいるのですが、静かで柔らかな雰囲気でした。横田夫妻のどのメッセージも見逃すまいと皆、熱心です。パアーっと、適当に見て立ち去る人など、一人もいません。じっくりじっくり静かに動く列。

アンケートに記入するための机がたくさん用意されていましたが足りなくて、周囲の台になるところや壁や柱でも、多くの人がペンを動かしていました。私も写真展を開いて下さった感謝の思いと、めぐみさんの救出、横田ご夫妻の健康を祈っていることを書きました。

12時15分、有楽町のホームに立つと、マリオンのすぐ近くにある銀座教会の鐘が鳴り響きました。拉致被害者の救出と、ご家族の慰めを祈る響きに聞こえました。

あさがおの会ホームページ
写真展がUPされています。

横田早紀江さんの祈りに、早紀江さんに関心を持つようになったいきさつを書きました。

めぐみさんの写真がUPされているブログ「電脳補完禄」

映画「めぐみ−引き裂かれた家族の30年」公式サイト2006.11.25〜全国ロードショー

映画予告編「ニュースでは聞こえない 母の叫びが 胸を締め付ける」

新証言・拉致
安さんは、拉致問題を告白することで、北朝鮮から命を狙われるだけでなく、韓国からも迫害されて厳しい立場に立っていることが書かれていました。金正日政治軍事大学(工作員養成機関)では、次々と死者が出るほどのハードレッスンで、拉致した世界各地の人々をどう使っているのか等、ため息がでるような報告がたくさんありました。

告白
ジェンキンスさんの報道で、不思議に思っていたことなどなどが、具体的に書かれていて、やっと了解しました。こんな人生を歩んだ人がいるのかと、感慨がありました。

めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる


めぐみ(前編)

めぐみ(後編)

ブルーリボンの祈り

posted by jun at 06:35| Comment(9) | TrackBack(3) | お出かけA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBをありがとうございました。
ご返事のTBをさせて頂きました。

写真展はすばらしかったですね。
誰もが共感できる家族への想いをひしひしと感じました。

拉致問題に関心を持つお仲間として今後もよろしくお願いします。
Posted by Blue jewel at 2005年11月23日 01:08
TBありがとうございました。
こちらからもTBさせていただきます。
よろしくお願い致します。

写真展、2万人近い方々が足を運ばれたとか。
また地方各地でも開催の申し入れがあるともニュースで聞きました。
関心を寄せる方がたくさんおられ、
大変意義のある写真展だったと思います。
Posted by hikaru at 2005年11月24日 05:08
Posted by 鈴木俊雄 at 2006年10月13日 21:33
一日も、早期に解決されることを祈っております。
Posted by 加藤正弘 at 2006年10月13日 21:34
めぐみさん
どうか無事,生きていてください。早く救いの手が届きますよう。胸が痛くなる思いで祈っています。ご両親様、御身体おいとい下さいませ。
Posted by 高村千恵子 at 2006年10月13日 21:45
再会無事に出来ますようお祈り致します
Posted by 米田三良 at 2006年10月13日 21:46
58歳の父親です。子供が中学生の時、学校の宿題として「きょうのニユースをかきましよう」とがあつて、私は横田めぐみさんの誘拐された状況を書かせ、北朝鮮に対して国際社会が罰を加えようと結びました。そしら学校の担当教員から注意書きが記されました。わたしは、馬鹿野郎自分の子供だったらどうするんだよと思いました。日本人よ平和ぼけはいい加減しろ、現行憲法を廃止して正しい国防体制を確立してもらいたい。 
Posted by 井上喜好 at 2006年10月13日 23:17
「あしあと」ご覧くださり ありがとうございます。
めぐみさんの写真展は全国を回っていますね。
誰にもわかりやすい拉致被害の訴えとなりました。

昨日の19:00以降、「あしあと」のアクセス数は
突然ふだんの100倍になりました。
いったい何があったのでしょうか?
Posted by jun at 2006年10月14日 05:43
Asahi comのニュースです 

「横田めぐみさんの写真展、アクセス殺到で接続制限
2006年10月14日11時02分
 拉致被害者の横田めぐみさんの写真展「めぐみちゃんと家族のメッセージ」を全国で主催している「あさがおの会」が13日にインターネット上で写真展と同じ写真約70点を公開したところ、アクセスが殺到、14日になっても、あさがおの会のホームページに接続しにくい状態が続いている。


あさがおの会によると、13日夜のテレビニュースで取り上げられて以降、アクセス数が急増。サーバーへの負荷を軽くするため、アクセス制限がかかった。「多くの人に高い関心を持っていただいて、感謝しています。ご迷惑をおかけしています」としている。」

「あしあと」のアクセス数が突然増えたのは、あさがおの会の余波なのでしょう。

Posted by jun at 2006年10月14日 21:50
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めぐみさん写真展
Excerpt: 有楽町に行きました。 会場はたくさんの人であふれていました。 午後1時の時点で、1000名を越えた模様です。 写真はどれも、ご両親の愛情を感じさせるものでした。 ハンカチで目を押さえ涙ぐむ人が..
Weblog: Blue jewel
Tracked: 2005-11-23 01:04

有楽町マリオンへ行くべし
Excerpt: 今日から23日まで、有楽町マリオンにてこんな写真展があります。詳細は下記のリンク
Weblog: ぐっじょぶろぐ
Tracked: 2005-11-23 23:27

横田めぐみさんの写真展
Excerpt: 今日は午後から横田めぐみさんの写真展へ出かけました。 会場へ入ると入り口すぐのところに ポスターにも使われている、桜をバックにした 学生服姿のめぐみさんの写真と、北朝鮮に行って すぐ撮..
Weblog: hikaru's 脳天気blog
Tracked: 2005-11-24 05:01
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